吉祥読本

読書感想。面白そうな本なら何でも読みたい!

桜庭一樹

2013年8月の読書リスト

いつまでも暑いですね。今年の夏は本当に厳しかったです。熱いって表現がぴったりですね。今年は夏休みが取れたのでいつもの海で2泊3日、のんびりとリフレッシュできました。まだまだ厳しい暑さが続きそうですが、がんばって乗り切りましょう! 2013/8/3読了…

2012年の印象的な本

今年は大作が多かったので、冊数的には少ないが読み応えがあって充実していたと思う。67冊でした。 ※読めてよかった3冊 ●チェスの話 -ツヴァイク短篇選 シュテファン・ツヴァイク ●キネマの神様 原田マハ ●木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか 増田俊也 …

2012年11月の読書リスト

2012/11/1読了/ならずものがやってくるジェニファー・イーガン 関連する人々の時代や視点を変えながらの連作集は、様々な手法を駆使しながら切なく、 ところどころ痛く、でもしみじみと心に沁みる様々な人生を見事に描いている。 否が応でも「ならずもの」を…

2012年2月の読書リスト

2月も今日でいよいよ終わりです。ブログの不具合が直るまで記事をアップしないほうがいいのかもしれませんがこちらにも都合ってモノがありますのでアップしちゃいます。今月はギリギリ5冊でした。 2012/2/5読了/日本海軍400時間の証言―軍令部・参謀たちが語…

本に埋もれて暮らしたい /桜庭一樹

桜庭一樹読書日記の第四弾です。相変わらずの読書量に驚き、編集者たちとの間に交わされる日常の楽しい会話が楽しめます。桜庭さんの読む本と自分の読む本のシンクロ率は徐々に上がっているような気がしていますが、それでもまだまだ知らない本がいっぱいあ…

赤朽葉家の伝説 ::桜庭一樹

ようやく出た文庫版。我慢に我慢を重ね、ようやく読めました。 今更説明する必要も無いでしょうが、「辺境の人」に置き去られ、後に「千里眼奥様」と呼ばれる万葉、万葉の娘で暴走族上がりで売れっ子漫画家となる毛鞠、そして毛鞠の娘であり平凡に生きる瞳子…

お好みの本、入荷しました --桜庭一樹

Web上で連載されている読書日記の書籍化第三弾です。今回はめでたく結婚された桜庭さんの結婚前後の話しが含まれているので今までとは少し趣きの違う桜庭一樹の一面も見せてくれました。 それにしてもあいかわらずの読書量には驚きっぱなしだ。一連の読書日…

桜庭一樹読書日記―少年になり、本を買うのだ。 --桜庭一樹

「書店はタイムマシーン」よりも前のWeb日記の文庫化である。やはりこの人の読書量は尋常ではない。何かにつけては本屋に寄り、買い、読み、風呂でも読み、眠るまで読み、読書家の鏡である。 そして、類は友を呼ぶのだ。相変わらず彼女の周辺に蠢く編集者た…

赤×ピンク --桜庭一樹

「BOOK」データベースより引用東京・六本木、廃校になった小学校で夜毎繰り広げられる非合法ガールファイト、集う奇妙な客たち、どこか壊れた、でも真摯で純な女の子たち。体の痛みを心の筋肉に変えて、どこよりも高く跳び、誰よりも速い拳を、何もかも粉砕…

少女七竈と七人の可愛そうな大人 --桜庭一樹

ここのところ次々と桜庭作品が文庫化されている気がする。「赤朽葉家の伝説」の出る日も近いか?おかげでなかなか先にすすめないでいるが、この作品は「赤朽葉家の伝説」を読む前に読んでおいて良かったのかもしれない。(でも早く読みたい赤朽葉家) 「BOOK…

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない --桜庭一樹

「BOOK」データベースより引用その日、兄とあたしは、必死に山を登っていた。見つけたくない「あるもの」を見つけてしまうために。あたし=中学生の山田なぎさは、子供という境遇に絶望し、一刻も早く社会に出て、お金という“実弾”を手にするべく、自衛官を志…

ブルースカイ --桜庭一樹

「BOOK」データベースより引用西暦1627年、ドイツ―魔女狩りの苛烈な嵐が吹き荒れるレンスの町で、10歳の少女マリーは“アンチ・キリスト”に出会った…。西暦2022年、シンガポール―3Dアーティストの青年ディッキーは、ゴシックワールドの昏い眠りの中、絶滅した…

推定少女 --桜庭一樹

「BOOK」データベースより引用とある事情から逃亡者となった“ぼく”こと巣篭カナは、逃げ込んだダストシュートの中で全裸の美少女・白雪を発見する。黒く大きな銃を持ち、記憶喪失を自称する白雪と、疑いつつも彼女に惹かれるカナ。2人は街を抜け出し、東京・…

書店はタイムマシーン 桜庭一樹読書日記 --桜庭一樹

しかし、この読書量は一体・・・言葉が続けられないくらいの読書量だ。それもジャンルが広い。海外作品がとりわけ多い。題名どころか作者すらほとんど知らない自分に気付かされ、撃沈。一体何冊出てきたかわかりませんが、私が読んだ本は確か5冊を越えたけど…

少女には向かない職業 --桜庭一樹

少女には向かない職業 --桜庭一樹 桜庭一樹の初読です。「赤朽葉家の伝説」を読みたいがために、とりあえずここから始めました。 本書より引用 あたし、大西葵13歳は、人をふたり殺した・・・・・・あたしはもうだめ。ぜんぜんだめ。少女の魂は殺人に向かな…