吉祥読本

読書感想。面白そうな本なら何でも読みたい!

角幡唯介

裸の大地 第1部 狩りと漂泊

著者:角幡唯介出版社:集英社 基本的に地図を持たず、狩りをしながらグリーンランドを探検するという 思いに駆られた著者の挑戦が描かれる。 「極夜行」のように暗闇の中での探検ではないため読み手側の緊張感は 多少薄まった気がするが過酷なことに変わり…

2018年11月の読書リスト

師走じゃないか。昨年の冊数に届くのは絶望的となりましたが、頑張って読むぞ! 2018/11/5読了 /第六天の魔王なり 吉川永青 渋い人物にスポットを当ててきた吉川さんが信長をどのように料理するのか 楽しみだったが、冷酷無比ではなく人間、信長の苦悩という…

2018年6月の読書リスト

ここのところ毎年思うのですが、どうしてこうも暑いのでしょう。変化が極端なんだよなあ。。。 世の中、何が起きるかわかりません。おかげで8月一杯まで休みが無くなりそうです。吉と出るのか凶と出るのか、とにかく踏ん張って頑張るのみです。 それにしても…

2016年10月の読書リスト

めっきり寒くなりました。風邪気味?という感じなので気付かぬふりをしながら水際で戦っています。寝込んでる場合じゃありませんからね。読書に関しては、ようやく小説に戻れました。 2016/10/7読了 /「暗黒・中国」からの脱出 逃亡・逮捕・拷問・脱獄 顔伯…

2013年の印象的な本

2013年の読了本は82冊。昔のようにノンフィクションを楽しむ割合が増えた。そして海外作品も増えたと思う。いずれにしても長めの作品が多かったせいか読み応えのある作品にもたくさん出会った。とりあえず振り返って2013年の作品を10冊、無理やり選んでみた…

2013年1月の読書リスト

図書館の本が押し寄せてくるかな?と慄いて控えていたため、積んでいた本をだいぶ読むことができました。でもまだまだ減らないので頑張らねば。 それにしても銀行のATMで「画面の上に物を乗せないでください」ってメッセージにカチンと来るのは自分だけでし…

空白の五マイル /角幡唯介

副題::チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む 開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞のダブル受賞作品です。 著者は早稲田大学探検部OB。すなわち高野秀行さんの後輩です。 大学卒業後に朝日新聞で5年間の記者生活を経ているが、大学…