普遍性、生き抜くための葛藤を勝頼、家康、秀吉、帯刀の視点を通して
面白く読めた。
ただ、まるで核兵器まで予測しているかのような記述は強引な感じで引っかかった。
ただ、まるで核兵器まで予測しているかのような記述は強引な感じで引っかかった。
までの過程が事細かく描かれ、読み応え十分な作品だった。
さまざまな人物の心理描写や行動が、その後思いもしない状況を生み出したり
さまざまな人物の心理描写や行動が、その後思いもしない状況を生み出したり
繋がっていく様に、無常感。
2014/6/19読了
/遺言―桶川ストーカー殺人事件の深層
清水潔
「殺人犯はそこにいる」を読み、この「遺言」も読んでおきたいと思ったが、
同じように思った人が結構いたのか、ちょっと前の作品にもかかわらず、
なかなか順番が回ってこなかった。
当時の報道でこの事件は知っていたがどうも事件の内容がしっくりいかない印象が
/遺言―桶川ストーカー殺人事件の深層
清水潔
「殺人犯はそこにいる」を読み、この「遺言」も読んでおきたいと思ったが、
同じように思った人が結構いたのか、ちょっと前の作品にもかかわらず、
なかなか順番が回ってこなかった。
当時の報道でこの事件は知っていたがどうも事件の内容がしっくりいかない印象が
あった。
警察にとって都合の悪い情報の隠蔽、捏造、被害者やそのご家族を冒涜する酷さ、
御用聞きのようなマスコミ。
成程これでは一般人は分からないのは当然だ。清水さんの執念には頭が下がります。
警察にとって都合の悪い情報の隠蔽、捏造、被害者やそのご家族を冒涜する酷さ、
御用聞きのようなマスコミ。
成程これでは一般人は分からないのは当然だ。清水さんの執念には頭が下がります。
2014/6/26読了
/モンスター 尼崎連続殺人事件の真実
一橋文哉
関係者が多すぎて相関図があるにもかかわらず分かりにくい事件。
北九州連続監禁殺人事件同様、人間の弱さを利用する残酷な展開にうんざりする。
推論が多い気がするが、複雑すぎるので仕方がないのだろうか。
この事件でも警察の不手際が目立つが、こんなことに巻き込まれた場合、
いったい何を頼りにすればいいのだろう。
/モンスター 尼崎連続殺人事件の真実
一橋文哉
関係者が多すぎて相関図があるにもかかわらず分かりにくい事件。
北九州連続監禁殺人事件同様、人間の弱さを利用する残酷な展開にうんざりする。
推論が多い気がするが、複雑すぎるので仕方がないのだろうか。
この事件でも警察の不手際が目立つが、こんなことに巻き込まれた場合、
いったい何を頼りにすればいいのだろう。
その顛末。
いわゆる「御館の乱」の過程を軸に「天地雷動」「武田家滅亡」の視点を変えて
いわゆる「御館の乱」の過程を軸に「天地雷動」「武田家滅亡」の視点を変えて
リンクしている。
景虎が立場上とはいえ優柔不断で感情移入ができなかったのが残念だが、面白い
景虎が立場上とはいえ優柔不断で感情移入ができなかったのが残念だが、面白い
刺激する。
一か月かけて少しずつ読んでいたが、一気読みすると食欲を無くしそう。
一か月かけて少しずつ読んでいたが、一気読みすると食欲を無くしそう。
7冊読了。