10年以上のお付き合いをさせて頂いている取引先の専務さんが読書家と判明。
打合せ後に食事をしながら本に関する話しで盛り上がるなか、
「今まで読んだ中でお勧めを100冊、リストにして下さい。絶対読みますから」との要望が。。。
見積もり作業より大変じゃないか!
でも、ワクワクしている自分がいるのだ(笑)。さてさて、何を選びましょうか。
打合せ後に食事をしながら本に関する話しで盛り上がるなか、
「今まで読んだ中でお勧めを100冊、リストにして下さい。絶対読みますから」との要望が。。。
見積もり作業より大変じゃないか!
でも、ワクワクしている自分がいるのだ(笑)。さてさて、何を選びましょうか。
2015/6/7読了
::木皿食堂2 6粒と半分のお米
木皿泉
人は一人で生きているわけではない。多くの人とのつながりの中で生きている。
だからと言って孤独を怖がってはいけない。自分を見つめる大切な時間でも
::木皿食堂2 6粒と半分のお米
木皿泉
人は一人で生きているわけではない。多くの人とのつながりの中で生きている。
だからと言って孤独を怖がってはいけない。自分を見つめる大切な時間でも
あるのだから。
そろそろ「すいか」の季節だな。
そろそろ「すいか」の季節だな。
否めない。
前作は関ヶ原の一日を立体的に描き出すことができていたが、本作は冬の陣と
前作は関ヶ原の一日を立体的に描き出すことができていたが、本作は冬の陣と
夏の陣という期間がある分、焦点がぼやけてしまったのかもしれない。
強いて挙げれば「日ノ本一の兵」(木下)、「黄金児」(冲方)、
強いて挙げれば「日ノ本一の兵」(木下)、「黄金児」(冲方)、
「男が立たぬ」(伊東)が良かった。
描かれていたが、その父親、真田昌幸が仕えていた武田家が滅亡するころから
吉川作品らしく爽やか。
事柄を知らないことも多々あって(2002年から2004年のエッセイ)勿論自分の
知識が浅いことも原因なのだが何を批判しているのか理解できないくせになぜか
時折失笑しながら納得してしまうのはきっと筋の通った批判を展開していることを
感じさせてくれているからなのだろう。
そして年代を往来しながら語られるため正直なところ再読しないと
理解しきれないことが多い。
「未知との遭遇」などのイメージが明確に浮かぶのでSFとも言えなくもないが、
アメリカの建国時から続く混沌と、人間の能力では抗うことができない大きな流れを
浮かび上がらせているのかもしれない。
アメリカの抱える全てを提示しようとしたかのような意欲作だった。
「未知との遭遇」などのイメージが明確に浮かぶのでSFとも言えなくもないが、
アメリカの建国時から続く混沌と、人間の能力では抗うことができない大きな流れを
浮かび上がらせているのかもしれない。
アメリカの抱える全てを提示しようとしたかのような意欲作だった。
滲んでいる。
「後ろの声がうるさい」は他作品を纏めるための作品でちょっと強引な気もしたが、
「後ろの声がうるさい」は他作品を纏めるための作品でちょっと強引な気もしたが、
まあいいか。
「if」の手慣れた時間軸の使い方や「彗星さんたち」のストーリーが良かった。
「if」の手慣れた時間軸の使い方や「彗星さんたち」のストーリーが良かった。
6冊読了。