吉祥読本

読書感想。面白そうな本なら何でも読みたい!

2015年9月の読書リスト

ピークは何とか越えた、と思う。


 2015/9/7読了
 /二重螺旋 完全版
 ジェームズ・D.ワトソン
 かの有名なDNAの二重螺旋構造を発見し、ノーベル生理学・医学賞を受賞した

 ジェームズ・ワトソンがどのような環境下で、そして共同研究者

 フランシス・クリックをはじめ、関係する研究者との関わりや確執など人間模様を

 含め書き記している。
 専門的な内容も勿論出てくるが、それがわからない自分のような読者でも興味深い

 世界を垣間見れた。


 2015/9/11読了
 ::鮨に生きる男たち
 早瀬圭一
 何年も積んであったこの本を引っ張り出したのは、きっとしばらくおいしい鮨を
 食べていないからに違いない。
 きっとそうだ。あ~、スシ食いて~。その前に、休みて~。


 2015/9/20読了
 ::シャッフル航法
 円城塔
 ここのところ脳ミソが異常に疲れている。そんな時に読む円城塔を理解できるのか?
 と思いつつ読み始めるとやけに読み易くてニヤけてしまう。
 表題作は、もしやと思い読むのをやめて数えてみた。1,2,3・・・52。
 なるほど思った通りだ。シャッフル航法。支離滅裂に。
 面白い作品が多かったが「リスを装着する」「Printable」が好きかな。


 2015/9/27読了
 /ネオ・チャイナ:富、真実、心のよりどころを求める13億人の野望
 エヴァン・オズノス
 欧米ジャーナリストが中国のさまざまなタイプの人たちと接し、さまざまな視点で

 描き出す中国ルポ。
 中国と中国人民の夢と野望。現在の、そしてこれからの中国を考えるには、

 おおいに参考となる。
 日本人視点とは違う冷静さに好感が持てる著書だった。



4冊読了。