たった2~3日短いだけなのに他月と同じペースで考えてないか?と発注先への不満を
ここに書いても解決しないのだが、書いてみた。
「Q10」の直後に読んだ「リハーサル」。内容のギャップに眩暈が(苦笑)
ストーリー展開としては粗さを感じたが、「リカ」シリーズから目が離せない。。。
ここに書いても解決しないのだが、書いてみた。
「Q10」の直後に読んだ「リハーサル」。内容のギャップに眩暈が(苦笑)
ストーリー展開としては粗さを感じたが、「リカ」シリーズから目が離せない。。。
いる。
登場人物の名前が似通っていて解り難いということもあり、慣れるまで物語に
登場人物の名前が似通っていて解り難いということもあり、慣れるまで物語に
集中できなかったうえに吉弘鑑理の「義」にこだわるあまり大事なものを失う
人物像に共感しにくい。
ただし、この後の物語には興味があるので続編が出れば読むかもしれません。
関係無いが、地図が最後に付けられているのは、何故?
ただし、この後の物語には興味があるので続編が出れば読むかもしれません。
関係無いが、地図が最後に付けられているのは、何故?
か?)を紡ぐ姿が浮かび上がるよう。
「夢の棲む街」と「遠近法」がお気に入りだが、それ以外の作品もじっくり
「夢の棲む街」と「遠近法」がお気に入りだが、それ以外の作品もじっくり
読みこまないと何を読んでいるのかわからなくなる。
緻密に構築された「腸詰宇宙」といいグロテスクな様々な描写といい言葉で幻想的な
緻密に構築された「腸詰宇宙」といいグロテスクな様々な描写といい言葉で幻想的な
世界を構築するとはこういうことなのだと突き付けられ、戸惑うやら読解力不足を
思い知らされるやら。
でもまた読みたくなる魔力があることは間違いない。
でもまた読みたくなる魔力があることは間違いない。
2019/2/14読了
/雷雲の龍 会津に吼える
吉川永青
千葉道場の四天王・森要蔵が幕末にどのような生きざまを示したかを描く作品。
剣士としてかなり名の知れた要蔵が幕府側の人間として義に生きる様は理解できるし
大剣士のわりには体型を含めて愛らしいが、大政奉還や江戸城開城、会津降伏等、
彼らの遠い所の出来事で、時代が変わりつつある切迫感をあまり感じられなかった。
歴史よりも愛と義に重きを置いた要蔵の内面に力点を置いたのでしょう。
代わりに斉藤一が結構渋く本作を締めていた感がある。
要蔵の若き頃と子孫たちにフォーカスした作品も描いて欲しいなと思います。
/雷雲の龍 会津に吼える
吉川永青
千葉道場の四天王・森要蔵が幕末にどのような生きざまを示したかを描く作品。
剣士としてかなり名の知れた要蔵が幕府側の人間として義に生きる様は理解できるし
大剣士のわりには体型を含めて愛らしいが、大政奉還や江戸城開城、会津降伏等、
彼らの遠い所の出来事で、時代が変わりつつある切迫感をあまり感じられなかった。
歴史よりも愛と義に重きを置いた要蔵の内面に力点を置いたのでしょう。
代わりに斉藤一が結構渋く本作を締めていた感がある。
要蔵の若き頃と子孫たちにフォーカスした作品も描いて欲しいなと思います。
どうなっているかを検証するにはいい頃合いかと。
結論から言うと、日本の組織も政治もあまり変わることができていないことを
結論から言うと、日本の組織も政治もあまり変わることができていないことを
痛感する。
勿論自分も。
日本軍を題材にしているが現在にも十分通用する普遍的内容なので、
日本軍を題材にしているが現在にも十分通用する普遍的内容なので、
これからも指針であり続けることでしょう。
また何年後かに再読して、その時点での答え合わせをしてみたい。
また何年後かに再読して、その時点での答え合わせをしてみたい。
文庫が出たので購入。
シナリオなので1話目こそ苦労したが登場人物とキャストを必死に重ね合わせて頭に
シナリオなので1話目こそ苦労したが登場人物とキャストを必死に重ね合わせて頭に
叩き込むと、まるでドラマを見ているかのようにイメージが湧いてきた。
木皿泉らしい「普通の言葉」の連続がやたら嬉しい第一巻だった。
木皿泉らしい「普通の言葉」の連続がやたら嬉しい第一巻だった。
2019/2/26読了
::Q10 2
木皿泉
第二巻。一貫してきちんと練られたストーリーを何気ない言葉で紡ぎ出す木皿泉の
沁みるメッセージは脳内ドラマとしてきっちり再現できたと思う。
脚本の力の為せる技だな。
::Q10 2
木皿泉
第二巻。一貫してきちんと練られたストーリーを何気ない言葉で紡ぎ出す木皿泉の
沁みるメッセージは脳内ドラマとしてきっちり再現できたと思う。
脚本の力の為せる技だな。
2019/2/28読了
::リハーサル
五十嵐貴久
あの「リカ」シリーズ第4弾。第1弾の前に何があったのか、のお話し。
純粋で子供のように欲望を満たすために狡猾な方法で邪魔者を排除していく姿は、
狂気そのもので想像するだけで恐ろしい。
婦長の進言通り面接で落としていれば良かったのにと思うが、その段階で断っても
::リハーサル
五十嵐貴久
あの「リカ」シリーズ第4弾。第1弾の前に何があったのか、のお話し。
純粋で子供のように欲望を満たすために狡猾な方法で邪魔者を排除していく姿は、
狂気そのもので想像するだけで恐ろしい。
婦長の進言通り面接で落としていれば良かったのにと思うが、その段階で断っても
復讐が始まりそう。
「リカ」同様、ターゲットの男の考え方が甘すぎて行動も軽率で共感はできないが、
出会ってしまったことは同情する。一体何人犠牲になっているのか。
次作品もあるようなので、リカの狂気がどのように展開していくのか遠くでこっそり
「リカ」同様、ターゲットの男の考え方が甘すぎて行動も軽率で共感はできないが、
出会ってしまったことは同情する。一体何人犠牲になっているのか。
次作品もあるようなので、リカの狂気がどのように展開していくのか遠くでこっそり
見守りたい。
7冊読了