吉祥読本

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怪虫ざんまい 昆虫学者は今日も挙動不審

著者:小松貴
出版社:新潮社 

 

かなりニッチな分野の昆虫に対する熱量が凄い。

いろいろな世界があるのだなあ。

井戸のポンプをひたすら漕いで忍耐勝負のプラナリアを探す姿は

想像するだけで奇妙で圧倒されそうだが、その執念には恐れ入る。

ただ、コロナで行動制限されたこともあり毒を吐くことも多く、

気持ちはわかるがお互い様なのでもう少し抑えて欲しかったかな。


虫の名前や姿も似ているので分かりにくいのだが、

写真やイラストがもう少しあると嬉しかったかな。

まあ、素人にはどちらにしても理解が難しいか。

とにかく知らない世界を垣間見れたし、楽しめたことは確かです。