11/3、夫婦揃って文化の日に行ってきました。朝の9時から映画館で観るなんて生まれてはじめてでしたが
昼の部のいい席は予約でほぼ埋まっていたので頑張りました。
いやあ、行って良かった!!
大音響で、大きなスクリーンでマイケルを観ることができる機会はそうそうありませんからね。
この作品を観るとマイケルがいかにライブに真摯に向き合っていたか、ガンガンと伝わってきます。
できればスピーカーを目の前に置いて全身で音を浴びたかったくらいです。
誰も到達した事がないクオリティを求め、妥協せず、それでいてスタッフを思いやるマイケルの
人間としての素晴らしさは今まで知らなかった一面であり、これだけでも一見の価値がある。
憧れのマイケルと最高の仕事をするために世界中から集まってきた最高のスタッフたちは
マイケルと仕事ができる事を誇りに思い、子供のようにはしゃぎ、涙を流しながら喜びを表現していた。
マイケルを語る彼らの姿を見ているだけで目頭が熱くなった。
その最高のスタッフたちと共に、決して年齢を感じさせないクオリティの踊り、そして歌声には驚かされる。
本番さながらのリハーサルはそれだけで感動する。
マイケルの映像と音楽を目の当たりにして思ったことがある。
曲の途中、ダンスを静止し、無音のなかでタメを作る事が、これほど興奮できるアーティストがいるだろうか。
その一瞬や数秒の沈黙にエネルギーを溜め、次の音が始まるまでの短い時間に色んな映像が頭を駆け巡り
一緒に爆発を待つことができるアーティストが他にいるだろうか。
そういえば以前のライブでも登場してからしばらく沈黙しながら仁王立ちし、
観客を盛り上げた事があるらしいが、そんなことができるアーティストがいるだろうか。
映像を観ながら、マイケルの凄さを思い知らされ続けた。
こんな元気なマイケルが旅立ったことが信じられない。
一緒に最高を目指したスタッフたちの落胆を考えただけで何度も泣きそうになった。
(一人で観てたら泣いてたな)
マイケルよりもマドンナに影響を受け、「マドンナがこんなことになったらしばらく立ち直れない」と
言っていた相方も、この作品を観て良かったと感動していました。
マイケルを良く知らない人にも観て欲しいですね。
本来だったらメイキングになるだろう映像が、本編として流れるという事は残念ですが観に行ってよかった。
帰ってからもCDを聴き、マイケルの話で盛り上がり、マイケル漬けの一日でした。
上映期間が延長されたので機会があれば是非!