吉祥読本

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ツイッター文学賞の結果

今日はちょっと時間ができたので、連投します。皆様のブログには改めて訪問します。
何せ阿呆!のせいでつまらん時間を使ってしまったものですから。

本題です。
先日、第二回ツイッター文学賞の投票に参加しました。
そして2月22日に発表があったのですが、国内では津原泰水さんの「11 eleven」、
海外はサルバドール・プラセンシアの「紙の民」に投票し、それぞれ1位と4位に入ったので
とても嬉しいです。

有効投票数が少ないようにも思えますが、読者の直接投票が反映されている点では
他の文学賞とは一線を画していると思います。
次回の投票数が上がるといいなと思い、微力ながら記事にしてみました。ほぼ引用ですけどね(笑)



◆トップ10 国内◆ 有効投票数:580

1位 『11 eleven』津原泰水(河出書房新社)
  ※これに投票しました。おめでとうございます!

2位 『こちらあみ子』今村夏子(筑摩書房)
  ※読みましたが、こんなに上位とは意外。

3位 『これはペンです』円城塔(新潮社)
  ※これも読みましたが、案外支持者が多くて嬉しいです。

4位 『雪の練習生』多和田葉子(新潮社)

5位 『舟を編む三浦しをん(光文社)

6位 『ワーカーズ・ダイジェスト』津村記久子集英社)  

7位 『人質の朗読会』小川洋子(中央公論新社)
  ※これは投票しようかと思えるほどの作品だったんです。

8位 『ジェノサイド』高野和明角川書店

8位 『マザーズ金原ひとみ(新潮社)

9位 『なずな』堀江敏幸集英社

9位 『開かせていただき光栄です』皆川博子(早川書房)
  ※これも投票しようかと思った作品でした。投票作品がひとつというのは苦しいものです。

10位 『きつねのつき』北野勇作河出書房新社


◆トップ10 海外◆ 有効投票数:475

1位 『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』ジュノ・ディアス(新潮社)
  ※これは読む予定。楽しみ。

2位 『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』ジョナサン・サフラン・フォア(NHK出版)

3位 『犯罪』フェルディナント・フォン・シーラッハ(東京創元社
  ※これは予約してるけどなかなか順番が来ません。。。

4位 『紙の民』サルバドール・プラセンシア(白水社
  ※これに投票しました。4位なら上々です。

5位 『アニマルズ・ピープル』インドラ・シンハ(早川書房

6位 『忘れられた花園』ケイト・モートン東京創元社

6位 『ねじまき少女』パオロ・バチガルピ早川書房
  ※これも読む予定。楽しみだが、ボリュームがあるんだよな~

6位 『ソーラー』イアン・マキューアン(新潮社)

7位 『二流小説家』デイヴィッド・ゴードン(早川書房
  ※これはすぐに読めそうだったのに事情があって予約取り消したんです。
   今となっては40人以上の予約があって諦め気味

8位 『メモリー・ウォール』アンソニー・ドーア(新潮社)

8位 『短くて恐ろしいフィルの時代』ジョージ・ソンダース(角川書店


8位 『ミステリウム』エリック・マコーマック国書刊行会

9位 『都市と都市』チャイナ・ミエヴェル(早川書房
  ※これも読む予定。楽しみ。

9位 『チボの狂宴』マリオ・バルガス=リョサ(作品社)

10位 『アンダーワールドUSA』ジェイムズ・エルロイ文藝春秋
  ※興味あるけど、これも長いんですよねえ。

10位 『ブエノスアイレス食堂』カルロス・バルマセーダ(白水社
  ※これも読もうとしたんだけど、戻しちまったんだ。



津原さんの謝辞に、なぜか涙が出そうになりました。
これからも応援しますぜ。
ツイッター文学賞の投票対象作品のリストは、今後の読書の指針としても使えるなと
ほくそ笑んでおります。