エッセイにしても小説にしても、日常を普通の言葉で表現しているだけなのに、
なぜか響いてくる。
いつも不思議に思う。
背伸びをしない等身大の自分を飾らずに語ることって案外難しいものだが、
そのあたりの描写の仕方がさらっとしていてスッと入ってくる。
この夫婦の関係性にはいつも温かさを感じる。
この関係性も長年培ってきたものなんだと思うし、
大変な道のりだったことも推察できるが、
なんだか楽しそうで微笑ましい。
役割分担がきっちりしていて凹凸がうまく合っているのだろう。
この二人の創り出すドラマをたくさん観れるといいんだけど。