「リカ」シリーズも6作目。
ここまで読んでくると、過去にしても未来にしてもできるだけ知りたくて、
とにかく読む。
過去の作品で何度か言及されていた看護学校時代の大惨事が
ノンフィクション風に書かれているので、もしかして本当にあった事件を
基に作品を作り上げているのか？とちょっと疑う。
手記や取材資料の引用、警察の調書等、視点を変えながら同じ内容が
繰り返されるので読みにくかったが、リカの持つ恐ろしさだけは変わらない。
邪魔な人間を徹底的に躊躇なく周到に排除しながら生き抜く狡猾さ。
とても逃げ切れる気がしない。。。
貞子とターミネーターが合体したようなキャラになっている気がするが
リカの全貌が明らかになる日は来るのだろうか。
こうなると著者とリカの戦いですね。
