吉祥読本

読書感想。面白そうな本なら何でも読みたい!

五十嵐貴久

リベンジ

著者:五十嵐貴久出版社: 幻冬舎 「リカ」シリーズ第八弾。 二作目の「リターン」の2年後ということで記憶があやふやだったが、 恋人を殺したリカに12発の銃弾を浴びせた青木孝子と生き残ったらしいリカの クロスリベンジやクズキャラ(佐藤)の顛末等々題…

リセット

著者:五十嵐貴久出版社:幻冬舎 いつの間にか出ていた「リカ」シリーズも第7弾となりました。 リカの高校生の時の話しですが、相変わらず周辺の人間が次々と不審死を遂げます。 すっかり慣れてしまったのか、怖さはあまり有りません。 まわりに無視されても…

リフレイン

著者:五十嵐貴久出版社:幻冬舎 「リカ」シリーズも6作目。 ここまで読んでくると、過去にしても未来にしてもできるだけ知りたくて、 とにかく読む。 過去の作品で何度か言及されていた看護学校時代の大惨事が ノンフィクション風に書かれているので、もし…

リメンバー

著者:五十嵐貴久出版社:幻冬舎 リカシリーズ第5弾。心理感染ねえ。テレビニュースとかインターネットの情報を基に影響受けてるんだろうなあと思う事件等、確かに昔から感じたことが何度もあるしな。 それにしてもリカが遂に貞子のようになってきたのも時代…

2019年2月の読書リスト

たった2~3日短いだけなのに他月と同じペースで考えてないか?と発注先への不満をここに書いても解決しないのだが、書いてみた。「Q10」の直後に読んだ「リハーサル」。内容のギャップに眩暈が(苦笑)ストーリー展開としては粗さを感じたが、「リカ」シリー…

2016年11月の読書リスト

もう師走。相変わらずあっという間です。 2016/11/2読了 /賤ヶ岳の鬼 吉川永青 佐久間盛政をメインに据えた作品は初めて読んだ。 柴田勝家の甥であり勝家同様、武士としての誇りを重んじ、本能寺以後の覇権を巡り 真逆の性質を持つ秀吉に対峙する姿が描かれ…

2013年8月の読書リスト

いつまでも暑いですね。今年の夏は本当に厳しかったです。熱いって表現がぴったりですね。今年は夏休みが取れたのでいつもの海で2泊3日、のんびりとリフレッシュできました。まだまだ厳しい暑さが続きそうですが、がんばって乗り切りましょう! 2013/8/3読了…

1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター /五十嵐貴久

今か今かと思いつつ、なかなか文庫が出ないので図書館で借りてしまいました。題名はもちろんディープ・パープルの有名曲「スモーク・オン・ザ・ウォーター」がらみ。40歳代の主婦がひょんなことからロックバンドを組むことになって「スモーク・オン・ザ・ウ…

TVJ --五十嵐貴久

テレビ局を謎のグループが乗っ取って、人質の一人になった彼氏を婚約者のOLが孤軍奮闘する、という内容。えと、ハッキリ言って突っ込み始めると字数制限に引っかかるくらい突っ込みどころ満載です。OL版「ダイ・ハード」であり、それに村上龍の「半島を出よ…

安政五年の大脱走 --五十嵐貴久

「BOOK」データベースより引用安政五年、井伊直弼に謀られ、南津和野藩士五十一人と、美しく才気溢れる姫・美雪が脱出不可能な絖神岳山頂に幽閉された。直弼の要求は姫の「心」、与えられた時間は一カ月。刀を奪われ、逃げ道を塞がれた男達は、密かに穴を掘…

2005年のロケットボーイズ --五十嵐貴久

1985年の奇跡で結構楽しめたのでその流れで読みました。リカで震え上がったのは置いといて(笑) 双葉社Webサイトより引用梶屋信介は都内の工業高校に通う17歳。ちょっとしたことから人工衛星をつくることになった。といってもそんなの絶対ムリ!なので仲…

リカ --五十嵐貴久

「1985年の奇跡」を読んで面白かったので2冊目なんですが、、、ビックリするじゃないか、もう!! 「BOOK」データベースより引用 妻子を愛する42歳の平凡な会社員、本間は、出来心で始めた「出会い系」で「リカ」と名乗る女性と知り合う。しかし彼女は、恐る…

1985年の奇跡 --五十嵐貴久

五十嵐貴久作品の初読みです。気になっていた作者さんで、しばらく積んであったのですがようやくです。他の作品の題材は、調べる度に、「この人の書く分野はなんだろう」って思っていました。で、題名からして予測のつく作品から読もうかなと思ったわけです…