吉祥読本

読書感想。面白そうな本なら何でも読みたい!

フレドリック・ブラウン

2016年11月の読書リスト

もう師走。相変わらずあっという間です。 2016/11/2読了 /賤ヶ岳の鬼 吉川永青 佐久間盛政をメインに据えた作品は初めて読んだ。 柴田勝家の甥であり勝家同様、武士としての誇りを重んじ、本能寺以後の覇権を巡り 真逆の性質を持つ秀吉に対峙する姿が描かれ…

2014年5月の読書リスト

野次馬モードな月でした。 2014/5/4読了 ::まっ白な嘘 フレドリック・ブラウン ニヤリとしてしまったり、ゾクッとさせるようなバラエティに富んだオチの数々を 堪能させてくれる短編集。 「世界がおしまいになった夜」「叫べ、沈黙よ」「闇の女」 「キャサリ…

感想を書かなかった本の記録 PART-1

読書は着々と楽しんでいますが、思うようにブログに時間が使えません。勉強だったり自己啓発だったりノンフィクションだったりなので感想が書き難い本が多いせいもあります。似たような本が多いので重複を避けるために感想をアップしない本だけ遡って備忘録…

発狂した宇宙 ::フレドリック・ブラウン

墜落したロケットの真下にいたSF雑誌<サプライジング・ストーリー>の編集者キース・ウィントンの遺体は、木端微塵になったのか、ついに発見されなかった。ところが彼は生きていた--ただしそこは、身の丈7フィートの月人が闊歩し、地球がアルクトゥールス星…

スポンサーから一言 ::フレドリック・ブラウン

傑作集と重複する作品もありますが、何度読んでも面白いものは面白い。いずれの作品もバラエティに富んだアイデアの塊です。ショート・ショートはいずれもキレがいい。少し長めの作品も時代を感じさせることを省けば充分楽しめます。よくあるパターンだな、…

フレドリック・ブラウン傑作集 --フレドリック・ブラウン

ロバート・ブロック編 星新一訳「闘技場」「イメージ」「事件はなかった」「忠臣」「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」「人形芝居」「黄色の悪魔」「最初の接触」「ジェイシー」「狂った星座」「回答」「ギーゼンスタック一族」「鏡の間で」「ノック」「…

天の光はすべて星 --フレドリック・ブラウン

1997年、人類は星々に対する情熱を失い、宇宙開発計画は長い中断の時期に入っていた。星にとり憑かれた57歳のもと宇宙飛行士マックス・アンドルーズは、そんな世界で無為の日々を過ごしていた。しかし、木星探査計画を公約に立候補した女性上院議員候補の存…