吉祥読本

読書感想。面白そうな本なら何でも読みたい!

島田荘司

写楽 閉じた国の幻 /島田荘司

とにかく長い作品でした。主人公の男は写楽の研究者。冒頭、自分の不注意から六本木のビルの回転扉で子供を喪ってしまう。それをきっかけに陥る負のスパイラルにかなりのページ数が割かれるが、事故を検証するためのスタッフの一人として出会う非のうちどこ…