先日、テレビで幻冬舎の見城徹氏が「バー・ラジオ」で尾崎氏と話している映像が流れていたのを
見かけた。
尾崎氏はだいぶお年を召していたが、まだまだ元気そうだった。
バー・ラジオのカクテルブックはサラリーマンの頃、気分を変えるときにちょっと手に取っては、
眺めていた。
きれいなカクテルの写真を眺めているだけで気分がよかった。
この本を手に入れてからは、たまに行くバーでギムレットを飲むことが贅沢な時間だった。
作り方を覚えて誰かに含蓄をたれてやろうと思ったもんだが、ちっとも覚えられなくて、
飲むことに専念した。
今はたまにバーに行っても、バーボンのロックしかな飲まない。
カクテルって飲みやすくて一気飲みしてしたくなっちゃうんだよね。
ビールじゃないんだから・・・
カクテルは、じっくり、ゆったり時間と心に余裕のある人が楽しむもので、
ただの飲んだくれには、難しい飲み物なのかも。
シェーカーも戸棚の奥に眠ったままだし、やっぱりこの本を眺めているぐらいが俺にはちょうどいいか。