吉祥読本

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古本屋さんでのこと

今、古本屋さんに関する本を少しずつ読んでいるんですが、
その本にうちの近所の古本屋さんの名前もでてきたんです。
なんとなく嬉しいもんですね。

で、先日その古本屋さんで本を物色していたら、40代から50代の女性が入店してきて
料理系の雑誌なのか、レシピ本なのかは不明ですが店主に
「ページが抜けているので交換してもらえませんか?」と声をかけました。

古本屋さんの返品など考えた事のない私はビックリしたとともに興味が涌きました。
どうするんだろう?

案の定、店主は苦笑いしながら「古本ですからねえ、、、同じものはちょっと・・・」
女性は「そうですかあ・・・」と、言いながら沈黙。
沈黙が続き、返金を求めているんだな?と感じたのですが
結局店主が、「返品ですね?」と聞くと「ええ」と答え、結局返金されたようです。
レシートがあったかどうかまではわかりませんが。。。。


古本屋さんで買うときって、リスクが伴うのは覚悟しているのが普通だと思っていたのですが
返品できるんですね。
でも自分なら「失敗したーーーよく見りゃよかったーーー」と反省して諦めると思います。
通常は簡単にパラパラめくって大丈夫そうだな、と判断してから買いますが、
汚れや破れ、抜けなどを買ってからみつけても、自己責任かなあって思うんですが
お人好しなんでしょうかねえ。
新刊なら文句も言えるけど。。。。
古本屋さんは文句を言わないで返品に応じてはくれるんだと思うのですが、
「あなたが汚したかもしれないんですよね」と言われたら証拠ないしね。

古本の場合、返品は無しよって、勝手に暗黙のルールみたいに思ってたなあ。
ましてや雑誌かレシピ本だったら金額を考えれば数ページ抜けてても
問題なさそうな気がするんだけど。。。


思わぬところで自分の思考を検討したけど、やっぱりこれからも返品しそうにないなあ。


でも小説でオチが抜けてたらどうするかなあ。。。。結局新刊買いなおすかもしれないなあ(笑)

やっぱりお人好しなんでしょうかねえ。