吉祥読本

読書感想。面白そうな本なら何でも読みたい!

本を買うために越える壁

今読んでいる作品が面白くて、まだ読んでいる最中なのですが次々とその作家の作品を入手中です。
なかなかみつけられない作品があっていくつかの本屋さんと古本屋さんとをまわっています。
しかし、近頃の本屋さんは買うまでがメンドクサイことになっている。

基本的に書店で本を差し出すと
「カバーはおかけしてよろしいですか?」(もしくは「カバーはおかけしますか?」)
「いいえ」
「ありがとうございます。袋に入れますか?」
「いいえ」
「ありがとうございます。輪ゴムはかけますか?」
「いいえ」
「ありがとうございます。レシートはいりますか?」
「いいえ」

レシートは滅多に聞かれないが3つの質問に答えることは多い。


A書店では
「カバーはおかけしてよろしいですか?」
「いいえ」
「ありがとうございます」
財布からお金を取り出して、顔を上げると店員はカバーをかけ終わるところだった。
あれ?と思ったが、花粉にやられ始めたためマスクをかけていたので聞こえなかったのでしょうか。
最終的には輪ゴムをかけて渡されました。

いや待て、以前マスクをかけてないときにも同じ事があったから、声が小さいのか?


B書店では
「カバーはおかけしてよろしいでしょうか?」
「いいえ」
「ありがとうございます。」
財布からお金を取り出して、顔を上げると店員はビニール袋に本を入れ終わっているところだった。
一冊なのになあ、と思いつつ、受け取りました。


C書店では
「カバーはおかけしてよろしいでしょうか?」
「いいえ、でも、袋にはいれてください」
3冊同時に買ったため鞄と分散させて重くならないように持ちたかったので、
ビニールの手提げ袋が欲しかったのです。
「は・い?・・・わかりました」
なんであの人は動揺したのだろう。袋に入れるなんてよくあるよね?
なぜかバタバタとカウンターの下を探し始めた。
「お待たせしました。これでよろしいですか?」
と差し出したものは小さい紙の袋に3冊パツパツに詰めてテープで閉じている。
ビニールの手提げ袋あるはずなのに・・・・
これをかかえて歩くのか?いや待て、紙の袋に入れるならカバーかけてるのと同じじゃないのか?
納得いかないながらも面倒臭がりなので、そのまま抱えて帰ります。
バラバラにもらっていれば鞄に無理やり入れられたかもしれません。ハァ。。。


D書店では
「ありがとうございます。xxx円です」
と言って躊躇なくカバーをかけている。
「!」
カバーをかけ終わると
「袋、いりますか?」
「・・・いいえ」


これだけバリエーションがあると(組み合わせはもっと存在しますが面倒臭いので割愛します)
ましてや同じ書店でも店員さんによっても変わるのですから、やはり最初に
「カバーも輪ゴムも袋もいりません」と言わないといけないのでしょうか。
面倒臭がりの私に、そこまで求められるのでしょうか。
どうせ答えるなら「はい」のほうが字数が少なくて楽だよな、と思う。
「カバーも輪ゴムも袋もいりません」と書いたTシャツでも着てれば無言で買えるかもしれませんが、
冬は寒い。いや、夏は夏で恥ずかしい。

むしろ今日はどんなパターンかな?と楽しめばいいのでしょうか。
一番欲しい本が入手できないことを嘆きつつ、エコロジーは大変だなあと思うのでした。



余談。

仕込んだばかりのパンダがいつの間にかハートの風船を持っている。。。なぜ?
後ろ向きでせっせと準備してたのがこれ?
これから先、色々と変化してくれるといいのだが、このままのツーショットだとしたら、かなり照れる。