少し休めそう。閻連科の作品は今後も要チェック。
堪能させていただきました。
今までの森見作品のエッセンスを所々垣間見せ、縦横無尽に繰り広げられる
今までの森見作品のエッセンスを所々垣間見せ、縦横無尽に繰り広げられる
モリミーワールド。
第三弾もあるとは嬉しいけれども、すぐに読みたいゾ。
第三弾もあるとは嬉しいけれども、すぐに読みたいゾ。
とりあえずうごうごしながら待つべし。
人たちが本書にも言及されていて、日本社会にどれほどのグレーゾーンがあるのかを
改めて思い知らされる。
一般人の目にはあまり触れないプロ向けの情報誌の存在は知っていたが、
一般人の目にはあまり触れないプロ向けの情報誌の存在は知っていたが、
そういうことだったのか。
政財界、マスコミ、暴力団、右翼等あらゆる世界の交差点であった石原俊介氏に
黒幕感があまり感じられなかったが、情報を握る者が強いことは確かなのだろう。
2015/4/17読了
/金を払うから素手で殴らせてくれないか?
木下古栗
Twitter文学賞で国内トップだったので読んでみたが、じゃなければ読まなかった
政財界、マスコミ、暴力団、右翼等あらゆる世界の交差点であった石原俊介氏に
黒幕感があまり感じられなかったが、情報を握る者が強いことは確かなのだろう。
/金を払うから素手で殴らせてくれないか?
木下古栗
Twitter文学賞で国内トップだったので読んでみたが、じゃなければ読まなかった
作品。
3作品収録されているが、テンポが良いというか脈絡が無いというか説明が難しい
3作品収録されているが、テンポが良いというか脈絡が無いというか説明が難しい
作品ばかり。
まち子さんの連射には何だそりゃ?だが、筒井康隆の「バブリング創世記」等を
まち子さんの連射には何だそりゃ?だが、筒井康隆の「バブリング創世記」等を
思い浮かべるも比べるとまだまだ物足りないし、好きとか嫌いとかの判断も
できなくて中途半端にお腹一杯って感じ。
2015/4/23読了
/死んでたまるか
伊東潤
大鳥圭介の名前こそ知っていたが、特に印象も知識も無かった。
榎本武揚や土方歳三とともに五稜郭の戦いまで主導者的立場で新政府相手に闘い、
のちに新政府に出仕して活躍した人物なので魅力的な題材だと思えるが、
伊東作品として期待が高かったせいか、失礼ながら人物描写や心理描写が雑な
/死んでたまるか
伊東潤
大鳥圭介の名前こそ知っていたが、特に印象も知識も無かった。
榎本武揚や土方歳三とともに五稜郭の戦いまで主導者的立場で新政府相手に闘い、
のちに新政府に出仕して活躍した人物なので魅力的な題材だと思えるが、
伊東作品として期待が高かったせいか、失礼ながら人物描写や心理描写が雑な
しれないなと思ったし、読みたい。
2015/4/27読了
/愉楽
閻連科
Twitter文学賞で海外トップだったので国内編に続き読んでみた。これは面白い!
最初はどのように読めばいいのか戸惑ったが、慣れると一気読みに近かった。
全編通して差別用語(昔は日本も普通に使っていた言葉だけれど)が多用され、
もの悲しさ漂うユーモアを感じさせる文体。
奇天烈な内容にもかかわらずまさかノンフィクション?と思ってしまうくらい
現代にも通じる中国人の考え方や行動原理みたいなものを垣間見た感じ。
/愉楽
閻連科
Twitter文学賞で海外トップだったので国内編に続き読んでみた。これは面白い!
最初はどのように読めばいいのか戸惑ったが、慣れると一気読みに近かった。
全編通して差別用語(昔は日本も普通に使っていた言葉だけれど)が多用され、
もの悲しさ漂うユーモアを感じさせる文体。
奇天烈な内容にもかかわらずまさかノンフィクション?と思ってしまうくらい
現代にも通じる中国人の考え方や行動原理みたいなものを垣間見た感じ。
読みたいと思っていたところでした。
大谷吉継の若かりし頃から最後までを駆け足で描いているが、あまり深みが
大谷吉継の若かりし頃から最後までを駆け足で描いているが、あまり深みが
感じられない作品だったのが残念。
魅力的な人物であったことは分かったので、もう少し踏み込んだ作品があれば
魅力的な人物であったことは分かったので、もう少し踏み込んだ作品があれば
是非読みたいと思う。
6冊読了。