時事ネタと書評を絡めた「QJ Web」連載の書籍化。
さすがの読書量だけあって様々な作品が取り上げられているが、
意外にも読んでいた作品がそこそこあったのはかつてTVブロスの連載を
読んでいたおかげで好きな作品の傾向が似たのだろうか?(特に海外作品)
時評に関しては嫌いな人には辛辣な言葉を浴びせる傾向が強いため
もう少し抑え目でも良いのでは?と思う。
嫌いなのは知っていたし、気持ちはわかるけれど悪口のオンパレードというのは
あまり気持ちのいいものではない。
ただし嫌いな人が書いた著書ををちゃんと読んだうえで批評するのは
何の問題も無く、読まずに批判するだけの人とは一線を画していると言える。
ということで、書評に関しては参考になりました。