著者：菊池道人
出版社：PHP研究所
かなり前から積んでいたが、整理していたら出てきたので読みました。
三国志は多くの魅力的な人物が登場するが、呉の中ではトップクラスの知名度なので凡そどのような活躍をしてきたかは知っているものの機会があればやはり関連作品は読みたいものです。
幼少の頃の孫策との出会い、孫策死後は孫権に仕え、劉備と連合して曹操と対峙する赤壁の戦いで名を馳せる一連の流れをフィクションを織り交ぜて書かれているが、特に小説として盛り上がることはなく、淡々と周瑜の一生を描いた作品だった。
（吉川永青さんの三国志シリーズのように面白い小説を期待していたわけではないが）
これから三国志や周瑜に関して知りたい人には読みやすいのでいいかも。
確かこの流れで「陸遜」も積んでいたはずなので、見つけたら読みます。
2019/5/25読了
