著者:木下昌輝
出版社:徳間書店
徳島藩蜂須賀家藩主として養子となった蜂須賀重喜と、
共に藩政改革に取り組む家臣団の顛末が描かれる。
蜂須賀家と言えば小六しか浮かばないレベルなので重喜に関しては知識が無く、
そもそも申し訳ないが徳島藩についても無知なので新鮮な気持ちで読めた。
重喜の気持ちがあまり描かれていないこともあり、
果たして明君なのか暗君なのか判断できなかったが、
頭脳明晰なうえに真剣に改革に取り組んでいた姿は印象としては悪くない。
木下作品としてはさっぱりとした作風だった。
ところで巻頭に登場人物の紹介がある本はよくあるが、
顔のイラスト付きでの紹介は意味があったのだろうか。