リンダリンダリンダ --向井康介

 映画館で見て期待以上に面白かったのですが、ちょっと確認したいことがあって買いました。

あいかわらずこの手の本の表紙は主役の4人組の写真だったので恥ずかしかったのですが・・・
ノベライズだから仕方ないですね。
演奏だって文字では伝わらないですもんね。
歌詞が載ってるから読みながら歌っちゃうとかはできるかもしれないけど、人前ではできないですね。
内容はほぼ映画のまんまなのですが、エピローグでその後の話が少しだけ書かれてますし、
言葉で表現されていないことが文字化されているので、映画と交互に見ると効果的な本です。

映画自体はオッサンにも楽しめる内容で、この手の映画は何も考えずに素直に見ればいいので
ワリと好きです。
女子高生たちの普通のメリハリのない会話に何度かクスッとさせられました。
韓国人の「ソンちゃん」は期待以上のデキでいい感じをかもし出していました。
ソンちゃんの歌うブルーハーツも、文化祭と考えればリアルな感じでよかった。
映画的には、その「ソンちゃん」が演奏前夜に一人で抜け出して体育館で
メンバー紹介してるところがなんとなく好きなシーンでした。
前夜の高揚感や仲間への思いみたいなものがとても良く表現されていた気がします。
ただ、映画館ではそう思ったんだけど、この間の夜中に録画したものを改めて見ると
ちょっと物足りなかったかも。
やっぱ映画館で見るのがいいですね。
演奏シーンはもう少し長くても良かったと思うし、終わり方も余韻が少し
足りなかったような気がします。
アラ探しすればホコリが一杯でそうな映画だけど、また見たい映画です。

あ～映画の話になってしまった。
ので、ついで。

映画といえば、クリスマスが近いので（笑）、「東京ゴッドファーザーズ」を録画したDVDを
見ようということになった。
やっぱいい。好きだな～。

今年の始まりは「鉄コン筋クリート」を映画館で見たので、締めも「鉄コン筋クリート」のDVDにしようか思案中。

まずその前に仕事をかたずけろってことだけど、・・・集中力低下中なり・・・。