今回は読むのに時間がかかる作品が多かった。
今年はあと何冊読めるか、とにかく読もう。
今年はあと何冊読めるか、とにかく読もう。
2013/11/6読了
/愛国・革命・民主:日本史から世界を考える
三谷博
明治維新を特に専門とする歴史学者が世田谷市民大学で行った講義を書籍化。
不勉強ゆえ理解できないことや納得いかないこともあるが、
聴講できたら結構面白かったんじゃないかなと思う。
社会や歴史をカオス結合系時系列で説明するあたりは頭の中がカオス状態になりながらもエキサイティングだった。
/愛国・革命・民主:日本史から世界を考える
三谷博
明治維新を特に専門とする歴史学者が世田谷市民大学で行った講義を書籍化。
不勉強ゆえ理解できないことや納得いかないこともあるが、
聴講できたら結構面白かったんじゃないかなと思う。
社会や歴史をカオス結合系時系列で説明するあたりは頭の中がカオス状態になりながらもエキサイティングだった。
2013/11/11読了
::第四の館
R.A.ラファティ
秘密結社的なストーリーは他の作品でも見られるが複雑すぎて相変わらず眩暈がするぐらい追いつけない。
突然ストンと理解できる言葉があると思いきやまたまた煙にまかれてしまう。
でもなぜかそんなラファティを楽しんでしまう。
::第四の館
R.A.ラファティ
秘密結社的なストーリーは他の作品でも見られるが複雑すぎて相変わらず眩暈がするぐらい追いつけない。
突然ストンと理解できる言葉があると思いきやまたまた煙にまかれてしまう。
でもなぜかそんなラファティを楽しんでしまう。
2013/11/17読了
::ラヴクラフト全集〈6〉
H・P・ラヴクラフト
ラブクラフトの分身となるランドルフ・カーター関連の作品群。
「銀の鍵の門を越えて」がラブクラフト作品とは思えない位、かなり面白く読めた。
「未知なるカダスに夢を求めて」はこれでもかって妄想だらけの冒険小説。
読んでも読んでも終わらない感覚に苦痛を感じたりもしたが終盤は一気読み。
思わず笑ってしまったのが猫軍団がらみの描写。
ラブクラフト作品で笑ったのは初めてじゃないだろか。「普通の猫」って(笑)
::ラヴクラフト全集〈6〉
H・P・ラヴクラフト
ラブクラフトの分身となるランドルフ・カーター関連の作品群。
「銀の鍵の門を越えて」がラブクラフト作品とは思えない位、かなり面白く読めた。
「未知なるカダスに夢を求めて」はこれでもかって妄想だらけの冒険小説。
読んでも読んでも終わらない感覚に苦痛を感じたりもしたが終盤は一気読み。
思わず笑ってしまったのが猫軍団がらみの描写。
ラブクラフト作品で笑ったのは初めてじゃないだろか。「普通の猫」って(笑)
2013/11/24読了
/黎明に起つ
伊東潤
伊勢宗瑞(北条早雲)の生涯を描いている。
如何せん知識が無さすぎるうえに登場人物が多く、親兄弟が敵味方に分かれて争うことも多々あって誰が誰だか混乱してしまい、物語にのめり込むことができなかった。
三浦道寸との関係が最も面白かった。
/黎明に起つ
伊東潤
伊勢宗瑞(北条早雲)の生涯を描いている。
如何せん知識が無さすぎるうえに登場人物が多く、親兄弟が敵味方に分かれて争うことも多々あって誰が誰だか混乱してしまい、物語にのめり込むことができなかった。
三浦道寸との関係が最も面白かった。
2013/11/30読了
/HHhH (プラハ、1942年)
ローラン・ビネ
ノンフィクションとフィクションの間を行き来しながら、ナチスの「金髪の野獣」と呼ばれたラインハルト・ハイドリヒと暗殺者二人を描いている。
題名は「ヒムラーの頭脳はハイドリヒと呼ばれる」を由来とする印象的なものだが、著者の感情が作品中に描かれているなど内容もかなり印象的。
/HHhH (プラハ、1942年)
ローラン・ビネ
ノンフィクションとフィクションの間を行き来しながら、ナチスの「金髪の野獣」と呼ばれたラインハルト・ハイドリヒと暗殺者二人を描いている。
題名は「ヒムラーの頭脳はハイドリヒと呼ばれる」を由来とする印象的なものだが、著者の感情が作品中に描かれているなど内容もかなり印象的。
第二部は特に一気読み。
「小説が語り手に与えている、ほとんど無制限の自由こそ、このジャンルの最大の利点のひとつだろう。」
(P160)が本作の本質を表していると思う。
今年、最も印象に残る作品の一つであることは間違いない。
「小説が語り手に与えている、ほとんど無制限の自由こそ、このジャンルの最大の利点のひとつだろう。」
(P160)が本作の本質を表していると思う。
今年、最も印象に残る作品の一つであることは間違いない。
6冊読了。