R.A.ラファティ
著者:R・A・ラファティ編集/翻訳:井上央出版社:早川書房 昨年出た「町かどの穴」、「ファニーフィンガーズ」はほぼ再読だったが 本作はついに全9篇、初邦訳とのことで期待が高まる。 表題作を含め、様々な奇想が繰り出される。 読み易く感じる作品が多い…
2021年12月の読書リスト 12月中旬に、長い間認知症、寝たきり状態だった母親が永眠したため12月分の読書感想はパスしておりました。忘れないように、読んだ作品のリストをメモしておきます。 ■裏切りの塔 著者:G・K・チェスタトン 翻訳:南條竹則 出版社:…
著者:R・A・ ラファティ 翻訳:伊藤典夫/浅倉久志監修:牧眞司 おお、ラファティの作品が!と早速飛びついた。 「九百人のお祖母さん」「つぎの岩につづく」「どろぼう熊の惑星」など、 既読作品からの収録が多いことに気付いてちょっと萎えたが、 勿論初…
今回は読むのに時間がかかる作品が多かった。今年はあと何冊読めるか、とにかく読もう。 2013/11/2読了 /ユニコーン―ジョルジュ・サンドの遺言 原田マハ 面白くなる予感はするが、このままでは物足りない。続きを待つしかないですね。 2013/11/6読了 /愛国・…
時がたつのは早いものです。冊数こそ少ないけれど、ここのところ前のめり気味に読書中。やたらと忙しいが、隙あらば読むべし。 2013/9/1読了 ::美しい昔 近藤紘一が愛したサイゴン、バンコク、そしてパリ 野地秩嘉 近藤紘一の足跡を追体験するルポルタージュ…
今年の花粉は強烈。土埃と黄砂がより多くブレンドされているからなのか。強風が怖い。今月は冊数が減ってしまった。。。 2013/3/4読了 /(霊媒の話より)題未定: 安部公房初期短編集 安部公房 デビュー前後の初期短編集。今になって新刊として読めるのは嬉しい…
2012/9/12読了::屍者の帝国伊藤 計劃、円城 塔 「虐殺器官」「ハーモニー」の流れを汲み、円城塔が伊藤計劃の魂を掘り起こそうとした形跡が 随所に溢れている。 展開は円城作品だなと思うし、ストレートに楽しめたわけではないが、 しかしよくここまで作り上…
「このうえドナ・サマーが死んだらちょっと辛いな」マイケル・ジャクソンが突然旅立ち、少し落ち着いたときに相方にこんな言葉をこぼしたのだがこんなにも早く「その時」が来るとは思っていなかった。彼女のアルバムを聴いていると、昔あったあれやこれやを…
またまたご無沙汰しています。前回から一ヶ月以上も経過してしまいました。久しぶりにログインしたのですが、いつの間にか新機能とやらでやってくれましたね。Yahoo!さん普通にログインするとブログ未開設扱いになってるし、アバターは消えてるし名前の表示…
「宇宙舟歌」が面白かったので調子に乗って読んだが、若かりし頃にもらったパンチをまたまた喰らった感じです(笑) この作品にはわりと詳細なあとがきがついていて、それ自体が全てを物語っているような気がしますがそこからラファティを表現するわかりやす…
かのホメロス「オデュッセイア」の舞台を宇宙におきかえ、われらがロードストラム船長とその乗組員たちが繰り広げる大冒険を綴ったラファティ版英雄叙事詩。一行が向かうのは、快楽を貪る世界、巨人たちが毎日死ぬまで戦う世界、時間が異様に速く過ぎる世界…
「BOOK」データベースより引用 「なに、この星の住民は誰も死なない!?」調査員セランがとある小惑星で耳にしたとんでもない話。だが待てよ、それが本当なら、この星の先祖をたどっていけば宇宙の永遠の謎、万物の始まりを解き明かすことができるではないか!…