伊藤計劃
気が付けば「いとう」さん祭りだった。4冊目で気付いて強引に5冊目を読んでやったんだけど(笑)久しぶりのモリミーや、いとうせいこうも良かった。伊藤潤は初めて読んだ。なんだか好きなタイプっぽいのでこれからもチャレンジしようと思います。 2013/5/3読…
今年は大作が多かったので、冊数的には少ないが読み応えがあって充実していたと思う。67冊でした。 ※読めてよかった3冊 ●チェスの話 -ツヴァイク短篇選 シュテファン・ツヴァイク ●キネマの神様 原田マハ ●木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか 増田俊也 …
2012/9/12読了::屍者の帝国伊藤 計劃、円城 塔 「虐殺器官」「ハーモニー」の流れを汲み、円城塔が伊藤計劃の魂を掘り起こそうとした形跡が 随所に溢れている。 展開は円城作品だなと思うし、ストレートに楽しめたわけではないが、 しかしよくここまで作り上…
第弐位相とは伊藤計劃が亡くなる直前まで書いていたブログの題名でもある。よってブログからの抜粋がかなりある。ブログはまだ存在するので、本書のかなりの部分はネットで読むことができる。が、しかし伊藤計劃の本は揃えておこうと思っている身としては買…
いくつかの短編とインタビュー記事と、映画評などを収録する著者最後の本です。 まず短編4本。 「The Indifference Engine」 内戦で異民族を殺す事が正義と教育された少年兵の姿を描く。 「虐殺器官」に繋がるであろう短編だが、現実に起きている事でもあり…
本作は「虐殺器官」、「メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット」で描かれた混乱を経た後に選択された世界を描いている。今まで彼が描いてきた世界観が非常にわかり易く、そして彼の心の最深部が最も如実に描かれた作品だと言えそうだ。 「虐殺器…