吉祥読本

読書感想。面白そうな本なら何でも読みたい!

冲方丁

麒麟児

著者:冲方丁出版社:KADOKAWA 勝海舟と西郷隆盛により成し遂げられた「江戸無血開城」の息詰まる交渉をメインに二人の人物像を描いている。お互いの立場をわきまえながら、相手を尊重しつつ最善の落としどころを目指す様は緊張の連続。その二人をサポートす…

2018年1月の読書リスト

とにかく寒い。寒すぎる。再読も悪くないと思える1月だった。それにしてもキナ臭い題名の作品が多いな~。モリミーだけでは希釈できない感じ? 2018/1/7読了 /戦の国 冲方丁 最初の織田信長の作品に既読感があったので調べたら決戦!シリーズで全作 読んでい…

2012年の印象的な本

今年は大作が多かったので、冊数的には少ないが読み応えがあって充実していたと思う。67冊でした。 ※読めてよかった3冊 ●チェスの話 -ツヴァイク短篇選 シュテファン・ツヴァイク ●キネマの神様 原田マハ ●木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか 増田俊也 …

2012年10月の読書リスト

2012/10/3読了/日ソ国交回復秘録 北方領土交渉の真実松本俊一 永らく解決できないで今に至る北方領土に関しては漠然とした知識しか持っていなかったが、 日ソ国交回復交渉の全権を務めた松本俊一氏によって記録された交渉の経緯、 諸々の感情などが多くの外…