吉祥読本

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2015年7月の読書リスト

なんという酷暑。きついです。
7月の忙しさは半端なかったが、これから加速していくこと確定。
せめて気温が低くなるといいのだが。


 2015/7/13読了
 ::マリー・アントワネット(上)
 シュテファン・ツヴァイク
 やっぱりツヴァイクの文章って好きだなあ。
 繰り返される比喩が他の作家だったら絶対鬱陶しくなるはずなのにぐんぐんと

 入ってくる感じが気持ちいい。
 下巻に続く。


 2015/7/22読了
 ::マリー・アントワネット(下)
 シュテファン・ツヴァイク
 上巻ではあまり感情移入できなかったアントワネットだが、
 下巻を読み進めるにつれなんと憐れなことかと思うように。
 最後は誇りだけを胸に一人闘い、死と向き合う姿に心動かされる。
 それにしても下劣な情報操作や民衆の残虐さには心が寒くなる。

 追記:本書は中野京子さんによる新訳版だが、旧訳版を読んで触発された

 漫画家・池田理代子さんが「ベルサイユのばら」を描いたとのこと。

 「ベルばら」ブームは知っているが横目で見ていただけなのでどんな内容なのか

 気になる。まあ、読むことはないんだろうけど、やっぱ気になる。


 2015/7/31読了
 /6度目の大絶滅
 エリザベス・コルバート
 地球時間で考えれば、狂気を纏った現生人類が存在するだけで他生物の大絶滅を

 招いているというのは衝撃的。
 そしていずれは人類も。。。



3冊読了。