吉祥読本

読書感想。面白そうな本なら何でも読みたい!

読めない日々

最近全く落ち着いて本を読めなくなってしまった。

仕事が忙しいのはありがたいことなのだが、かなりきつい。
挙句の果てに久しぶりに腱鞘炎っぽくて手首にはサポーターをつけている。
追い討ちをかけるように首が痛い。廻らない。いろんな意味で。
キーボードやマウスの操作がぎこちない。
首だけで振り返ることができなくて、上半身ごと振り返るので、怪しい・・・

本を読み始めると、いつの間にか仕事のことに頭がいっていて
2、3ページしか読んでいないのに全く内容が頭に入らない日々が続いている。
睡眠もうまくとれず、そんなときは本を読んでしまえと思うのだが、
そうするとまたいつの間にか仕事のことに考えがシフトしている日々。
たいてい忙しくても気分転換のために読むことができることが多いのに、
今回はタイミング悪くうまくいかない。

クライアントの要求をどう解決するか、イメージしては消し、別の視点からアプローチしては消し、
を繰り返す。
複数の仕事が重なっているので、たまに打ち合わせ中に他の案件と内容を混同してしまうことがある。
気をつけないと。

スノーケリングしているときのように、海面にうつ伏せ大の字になって浮かび、
ボーっと海底を眺めながら魚と共にクラゲのように漂っているような状態に短時間でもいい、
持ち込めればしめたものなんだけど。

数日前にようやく解決方法を思いついて、A4用紙10枚ぐらいの裏紙に一気に走り書きした。
最初のうちは何を書いているのか、時間がたつと自分でも分からなくなるレベルの下書きである。
ここから詳細を詰めて、そぎ落として矛盾をなくしてという作業に入る。
・・・はずが、
こんなときに限って全然違うところから厄介な相談を受けて先に進めなくなる。
電話で相手が何をしたいのかを探るが、理解不能
話しが食い違う。
言ってること逆だし、矛盾してるよね。それ・・・・
何度も言葉を飲み込み、「クールダウンしろ!!」と自分に命令する。
エンドユーザと話しができれば早いのに・・・・3日ほど使ってしまった。
ねばり強く考え、クライアントの言葉の断面からエンドユーザの意図を想像して、
解決方法を提示する。

言葉はむずかしい。特に説明に時間が掛けられない状況の時にはなおさら難しい。
とりあえず収束させることに成功する。
終息させたかったが確認待ちに。

いくら理不尽なはなしでも、もう少しこちらも工夫すれば理解してもらえただろうか、
と反省も少しだけしつつ、ようやくもとの案件にもどる。

案の定、走り書きで不明な点がある。
この図は何だっけ・・・・?
自分の字が汚くて読めない・・・・・!!!

もう一度海面でゆっくりと漂いながらイメージしなおさなきゃ。
もう少しで解決できるはずだ。
きっとこの提案は受け入れられる・・・はずだ。


ようやくブログに更新が掛けられた。せめてブログで気分転換です。
愚痴が入ってしまったが。

落ち着いて本が読めるまで、とりあえずあと数日。

だと思う。