エリック・サンダーソンは目を覚ました。だが自分が何者で、どこにいるのか、
まったく思い出すことができない。
失われた記憶の手がかりは、今は亡き恋人クリオとの日々を綴った日記だけ。真実を知るという
ドクター・フィドーラスを探すべく、エリックは気むずかしい愛猫イアンとともに出発する
―サイコ・サスペンス×サイバーパンク×ラブ・ストーリーのかつてない融合。
UK発、小説の最新進化形。世界30ヵ国を席巻した驚愕のデビュー作。(「BOOK」データベースより引用)
まったく思い出すことができない。
失われた記憶の手がかりは、今は亡き恋人クリオとの日々を綴った日記だけ。真実を知るという
ドクター・フィドーラスを探すべく、エリックは気むずかしい愛猫イアンとともに出発する
―サイコ・サスペンス×サイバーパンク×ラブ・ストーリーのかつてない融合。
UK発、小説の最新進化形。世界30ヵ国を席巻した驚愕のデビュー作。(「BOOK」データベースより引用)
イギリス発のサイーバーパンク。。。。という言葉に魅かれ、部厚いにもかかわらず読んでみました。
記憶をなくした主人公・エリック・サンダーソンは初代エリック・サンダーソンを名乗る自分?からの
手紙を手がかりに愛猫とともに真実を探る旅に出る。
手紙はエリックが記憶を無くしていることを前提に書かれていて、特に「概念魚」に関する注意事項に
重点が置かれている。
この概念魚が鮫のことなんですが、もちろん普通の鮫ではない。
概念の中に棲む鮫なのだ(まんまじゃん!)
記憶をなくした主人公・エリック・サンダーソンは初代エリック・サンダーソンを名乗る自分?からの
手紙を手がかりに愛猫とともに真実を探る旅に出る。
手紙はエリックが記憶を無くしていることを前提に書かれていて、特に「概念魚」に関する注意事項に
重点が置かれている。
この概念魚が鮫のことなんですが、もちろん普通の鮫ではない。
概念の中に棲む鮫なのだ(まんまじゃん!)
前半部が特に冗長で謎ばかり提示されて結構苦痛でした。こりゃ厚くなるわ。
で、後半から急にスピード感を増す。アスキー文字のようなテキストによるパラパラ漫画めいたものやら
暗号など視覚的にも楽しませようとする姿勢が窺われる。
まあ、肝心なところが映画「ジョーズ」なんですけどね(笑)
それ自体はいいけれど、なんだか自分の思っているサイバーパンク感がほとんど感じられませんでした。
そのうえラブストーリーの部分はもうほとんど削ってくれてもいいと思うくらい。
彼女が出てきてからスピード感を増すのだから必要な要素なのかもしれないけれど
恋愛パートを削ってくれたらもっとスピード感が出たんじゃなかろうか。
で、後半から急にスピード感を増す。アスキー文字のようなテキストによるパラパラ漫画めいたものやら
暗号など視覚的にも楽しませようとする姿勢が窺われる。
まあ、肝心なところが映画「ジョーズ」なんですけどね(笑)
それ自体はいいけれど、なんだか自分の思っているサイバーパンク感がほとんど感じられませんでした。
そのうえラブストーリーの部分はもうほとんど削ってくれてもいいと思うくらい。
彼女が出てきてからスピード感を増すのだから必要な要素なのかもしれないけれど
恋愛パートを削ってくれたらもっとスピード感が出たんじゃなかろうか。
題材としては嫌いではないので残念。自分には合いませんでした。
映画化するらしいが、確かに映像で観る方が面白そう。
ただし、CG使いまくりの3D映画になることは間違いないので、
金額に見合うだけの映画にできるのか、そのあたりがいちばん気にかかります(笑)
映画化するらしいが、確かに映像で観る方が面白そう。
ただし、CG使いまくりの3D映画になることは間違いないので、
金額に見合うだけの映画にできるのか、そのあたりがいちばん気にかかります(笑)