著者:今村翔吾
出版社:講談社
全三部作の第二作目は前作の「天」に続き「地」。
またまた我慢できずに読んでしまった。。。
詳しいことは書けないが愁二郎の兄弟たちの実力も明かされ、
更に新しい強者も登場し、デスゲーム「蠱毒」はいよいよ熾烈な展開になりつつある。
幕末から明治時代にかけ歴史上に名を留める思わぬ大物たちとの関係や
黒幕の正体も浮かび上がり後半は読む手が止まらない。
クリミア戦争やアメリカ南北戦争まで出てくる意表を突くエピソードや
途中で出てくる子供がどのように絡んでくるのかなど
広がる展開を一体どうやって治めるのか著者の手腕に期待したい。
前作に比べページ数が格段に増えているが、三作目はより長くなりそう。
まさか三作目は二分冊にしてくるのでは?(その時は同時に出してほしい)
そして長い待ちの日々が始まる。。。