ケネディに関して読んだ本、三冊をまとめました。
どれも最終的な感想は似たり寄ったりなので・・・
●二○三九年の真実-ケネディを殺った男たち- -落合信彦
●JFK ケネディ暗殺犯を追え -ジム・ギャリソン
●テキサス・コネクション -JFK暗殺~ジョンソンの最も危険な賭け クレイグ・I・ジーベル
ケネディ暗殺に関する本は多数出版されているだけあって、犯人は誰か?という見解も諸説ある。
落合信彦の著書の題名にあるよう全ての資料が公開されるのは2039年。
それほど長い間封印しなければならないのだから、不都合なことが一杯あったのでしょうね。
興味を持って、初めて読んだのは25年ほど前の落合信彦の著書だった。
とても面白かった印象が残っている。
事件のあらましを知るにはうってつけだった。
アメリカという国で映画ばりの陰謀が展開されている、というのは刺激的だった。
ただ、どうも盗作疑惑や不整合性が指摘されているようですね。
落合信彦の著書は多分これしか読んでいないので真相はわかりませんが・・・
「JFK ケネディ暗殺犯を追え」はオリバー・ストーンが映画化しましたね。
この著者も当時散々叩かれていたのを覚えています。
何が正しいかはわかりませんが、都合の悪い人たちが大勢いるのは感じました。
この頃だったかよく覚えていませんが、カラー映像でケネディ暗殺のシーンが流されて、
暗殺現場の後方にあったテキサス教科書倉庫ビルからオズワルドによって狙撃されたのではなく、
前方から撃たれたという説が強調されていた。
映像では確かにそう見えた・・・
すでに資料や証拠は改ざんされているとか、関係者が沢山亡くなっていたりとか、
不自然なことが多くても、国家単位や大組織単位で隠蔽したり情報操作しているのだから
きっといくら調べても調べても、誰にも判断できないようになってるんだろうな。
2039年になっても本当のところはわからないのかも知れない。
暗殺の年に生まれた人が75歳くらいになってしまうわけだから、
その頃には事件関係者はもうこの世には、ほぼいないはずだ。
実感の伴わない、とても興味深い歴史的事件として扱われるでしょうが
真相は結局のところわかりません・・・・って結論になってそう。
私も見届けることができるのでしょうか?
日本でも隠蔽や情報操作が日常茶飯事に行われているんだろうなと感じる。
真相のわからないことだらけで、疲れる。