吉祥読本

読書感想。面白そうな本なら何でも読みたい!

古本屋さん

昨日、古本屋さんに寄った。ブックオフ以外に5~6件、徒歩圏内にある。
そのうち、よく行く店は2~3件。
ブックオフは整理されているので目的があるときは便利だ。
でも出来るだけ昔ながらの古本屋さんで目を泳がせるのが好きだ。
思わぬ掘り出し物が見つかる可能性が高いからだ。

なんか古本屋さんの匂いって独特で落ち着くんですよね。
新書とは違う匂い。
時間もゆっくりしているように感じるのは、なぜでしょう。

乱雑に積み上げられている中で、どんな法則で並べているんだろうなあと考えるのが好きだったりする。
本当に乱雑な店もあるんですが(笑)、それもよしです。ミラクルが起きるかもしれないでしょ?

最近は時間がなくて、さーっと見るだけだったので目に留まる本がなかった。
ところが昨日はたった15分程度の間に4冊も見つけた。
15年以上前に、「後で買おう」と思っていたきり、忘れていた本があったのだ。
運がいいらしい。

そういえば伊坂作品もあったので、探している本がブックオフにない時は
覗いてみるといいかもしれません。
私ももし手許の本を手放す時があったら、
ブックオフではなくて昔ながらの古本屋に持っていこうと考えています。
ブックオフに恨みはありませんし、お世話にもなっていますよ)
同じように考えている人もきっといるに違いない。
そんな人が何人かいれば、似た嗜好の人が放出した本たちに出会う可能性も高いかも、
なんてことを何の根拠もなく考えている。

どれもブックオフで買えば100円で買えるものばかりだと思うのですが、
15年以上前に買おうとしていた本と出合う可能性は低かったと思います。

だから見つけることさえできれば、昔ながらの古本屋さんで買う事にしています。
たとえブックオフの倍の金額であっても、4冊で1,000円を切ればしめたものです。
古本屋がつぶれてしまわないように少しでも売上に貢献したいと思っています。
まあ、少なすぎですが(笑)気持ちですよ、キ・モ・チ!

書店にはしょっちゅう寄るけど、やっぱ古本屋さんに行く機会を増やしたいなあ、と思いました。