あっという間に2月。
1月に読んだ「ジョゼフ・フーシェ」「シスターズ・ブラザーズ」は
早くも今年の10冊に入れたいくらい面白かったが、ようやく読めた「死の淵を見た男」に涙。
俺は一体何をやってんだ?と思わされる一冊だった。
1月に読んだ「ジョゼフ・フーシェ」「シスターズ・ブラザーズ」は
早くも今年の10冊に入れたいくらい面白かったが、ようやく読めた「死の淵を見た男」に涙。
俺は一体何をやってんだ?と思わされる一冊だった。
2014/1/2読了
/存在しない小説
いとうせいこう
それぞれの作品の主題が見え難いが、それぞれの読者に委ねられているのだろうか。
理解できるところと理解できないところが波のように行ったり来たり。
その中でも「あたし」が一番良かった。
/存在しない小説
いとうせいこう
それぞれの作品の主題が見え難いが、それぞれの読者に委ねられているのだろうか。
理解できるところと理解できないところが波のように行ったり来たり。
その中でも「あたし」が一番良かった。
繰り返し、
ナポレオンに
ナポレオンに
「余は一人だけ本当の完全無欠な裏切り者を知っていた、フーシェだ!」
最後まで楽しめた。
「人たち」が正しい題名です。
現場の方たちのまさに命がけの努力、関係者や家族の方々の苦悩に涙が出た。
現場の方たちのまさに命がけの努力、関係者や家族の方々の苦悩に涙が出た。
2014/1/18読了
/シスターズ・ブラザーズ
パトリック・デウィット
悪名高きシスターズ兄弟が山師の命を奪うためゴールドラッシュで湧く
/シスターズ・ブラザーズ
パトリック・デウィット
悪名高きシスターズ兄弟が山師の命を奪うためゴールドラッシュで湧く
カリフォルニアへ向かう。
その顛末を語るのは幼さと残虐さを併せ持つ弟のイーライ。
独特の語り口が西部劇のロードムービーを観ているかのように映像的。
淡々とした流れとは裏腹に物語的には思わぬ展開で、ユーモアと切なさが去来する
その顛末を語るのは幼さと残虐さを併せ持つ弟のイーライ。
独特の語り口が西部劇のロードムービーを観ているかのように映像的。
淡々とした流れとは裏腹に物語的には思わぬ展開で、ユーモアと切なさが去来する
良作。
皆川ワールドとして昇華された。
混沌としたロンドンを舞台に、終盤に向かうにつれ闇の中から徐々に浮かび上がる
混沌としたロンドンを舞台に、終盤に向かうにつれ闇の中から徐々に浮かび上がる
真実のストーリーに目が離せなかった。
嬉しい反面、予想に反して悪党過ぎる(笑)哀れなり牛若、なんて思ってる間もなく
作品だった。
6冊読了。