著者:ジル・チャン
翻訳:神崎朗子
出版社:ダイヤモンド社
題名で参考になるかなと思い読んでみた。
簡単なチェックリストではやはり自分が内向型に分類されることが確認できた。
ビジネスには外交的な人の方が有利だなと思うが、
無理にそちら側に行かなくてもいいんだなと思わせてくれる。
自己分析と準備を怠らないのが内向型の武器でもあるし、
戦略書というのは大げさだと思うが自分に合ったエピソードをピックアップし、
参考にすることは可能でしょう。
自分だけではないんだなと心を撫でおろすこともできるので、
ちょっとだけ背中を押してもらいたい人にはお勧め。
まあ外交的な人ばかりが集まったチームがうまくいかないことは自明で、
その逆も然り。
様々なタイプの人間が得意分野を発揮し、バランスを取りながらチームを
運用するのが理想なのも当たり前の事。
実際はなかなか難しいけど。
本書を読んで内向的な人にスポットを当てたビジネス書が何冊もあることを知ったが
様々なリーダー像があることを認める世の中になることは歓迎すべきことだと思う。