三浦しをん
近頃、本をたくさん読むということに関して上を見ればキリがないことに気付き、趣味は読書ですと言うのは止めようかと思うくらいです。そんな思いに追い討ちをかけるようなエッセイを読んじまってやさぐれているところ。三浦さん、色んな分野の本やマンガを…
ここまでやるかってくらいのストレートな青春群像ストーリーでした。正月を酒浸りで過ごすため、箱根駅伝の中継は大抵見ていません。見てもボーッとテレビ画面を見ているだけで内容は把握していないことがほとんどです。 簡単に言ってしまえば寛政大学の学生…
「BOOK」データベースより引用「この本は、文楽観劇のド素人であった私が、いかにしてこのとんでもない芸能にはまっていったかの記録である」。日本がほこる伝統芸能に、笑い、ツッコミ、ときに涙する。若き直木賞作家が、文楽の魅力に迫る。 三浦しをんの「…
文楽を知らない者としては、とても気軽にその世界に誘ってくれただけではなく、とても楽しませてもらえました。登場人物たちの仕事に対する真摯な姿勢にも好感を持てました。 8編の演目が題名に据えられた連作小説なので、各話で演目の内容が少し語られ、そ…
「BOOK」データベースより引用まほろ市は東京のはずれに位置する都南西部最大の町。駅前で便利屋を営む多田啓介のもとに高校時代の同級生・行天春彦がころがりこんだ。ペットあずかりに塾の送迎、納屋の整理etc.―ありふれた依頼のはずがこのコンビにかかると…
三浦しをんさんの本は以前よりブロ友さんの書評を読むにつけ興味をそそられていたのですが、ふと本書を見つけ、説明を読むと・・・・ 三ヵ月後に隕石がぶつかって地球が滅亡し、抽選で選ばれた人だけが脱出ロケットに乗れると決まっとき、人はヤケになって暴…