去年の9月に買っていたのですがようやく読めました(笑)
コニー・ウィリスの「犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎」を
読んでから気になりつつ先延ばしにしてたのですが、今年中に必ず読むんだと決めていたのでギリギリセーフです。
コニー・ウィリスの「犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎」を
読んでから気になりつつ先延ばしにしてたのですが、今年中に必ず読むんだと決めていたのでギリギリセーフです。
裏表紙より引用
気鬱にとりつかれた三人の紳士が犬をお伴に、テムズ河をボートで漕ぎだした。
歴史を秘めた街や村、城や森をたどりつつ、抱腹絶倒の珍事続出、愉快で滑稽、
皮肉で珍妙な河の旅がつづく。
イギリス独特の深い味わいをもつ、代表的な傑作ユーモア小説。
気鬱にとりつかれた三人の紳士が犬をお伴に、テムズ河をボートで漕ぎだした。
歴史を秘めた街や村、城や森をたどりつつ、抱腹絶倒の珍事続出、愉快で滑稽、
皮肉で珍妙な河の旅がつづく。
イギリス独特の深い味わいをもつ、代表的な傑作ユーモア小説。
正直なところ言い回しや表現は古い。そして何から何までイギリスっぽい。
皮肉を交えながらのボケ合戦、ユーモア、そしてホラ話の応酬には、
一部無理やり感があるんですが、結構この時代に読んでもとニヤリとしてしまいます。
古き良きのんびりした時代を感じさせるし、上品さも感じます。
皮肉を交えながらのボケ合戦、ユーモア、そしてホラ話の応酬には、
一部無理やり感があるんですが、結構この時代に読んでもとニヤリとしてしまいます。
古き良きのんびりした時代を感じさせるし、上品さも感じます。
最初の旅に出るきっかけともなる病気に関連する話しは面白く、こんなオヤジいるなあとニヤリ。
一番面白かったのは第17章の釣師たちの話でした。
釣師のプライドと見栄が垣間見えるやりとりは釣りをしない人でも笑えると思うし、
釣りをする人には思い当たる節もあって苦笑いしてしまうのではないでしょうか。
一番面白かったのは第17章の釣師たちの話でした。
釣師のプライドと見栄が垣間見えるやりとりは釣りをしない人でも笑えると思うし、
釣りをする人には思い当たる節もあって苦笑いしてしまうのではないでしょうか。
コニー・ウィリスの「犬は勘定に入れません~」で出てくるいくつかのキーワードが出てくると
そこでもニヤリとしてしまいます。
案外覚えているもんだと自賛しつつ、本当はもっと色々なキーワードがあったんだと思います。
立て続けに読めればよかったのにと、そのあたりは残念。
そこでもニヤリとしてしまいます。
案外覚えているもんだと自賛しつつ、本当はもっと色々なキーワードがあったんだと思います。
立て続けに読めればよかったのにと、そのあたりは残念。
ただ、何度読み返しても理解できないところなどがあり、これは原書を読むか(勿論、読んでもわかりませんが)
イギリス人じゃないとわからない歴史的、風俗的背景があるのかもしれません。
例えば日本でも韻を踏むギャグはよくありますが、それをそのまま訳すと絶対に外国人には
理解できないですよね。
でもそれは小さな事だし、私だからわからないことかもしれません(汗)
イギリス人じゃないとわからない歴史的、風俗的背景があるのかもしれません。
例えば日本でも韻を踏むギャグはよくありますが、それをそのまま訳すと絶対に外国人には
理解できないですよね。
でもそれは小さな事だし、私だからわからないことかもしれません(汗)
本当は師走に読むのではなく、のんびりと気候の穏やかな日に川べりで読むのが正解なんだろうなあ。
ロンドンに旅行したとき、テムズ河沿いは結構歩いたのですが、また行く機会があれば、
この本を持って行きたいです。
おいしくビールが飲めそうじゃないですか(笑)
この本を持って行きたいです。
おいしくビールが飲めそうじゃないですか(笑)