吉祥読本

読書感想。面白そうな本なら何でも読みたい!

4444 ::古川日出男

この題名を見た瞬間、これは読まねば、そう思いました。
別に古川ファンだからとか、古川作品としては読みやすそうだなとか、成海璃子が絶賛したから(笑)とか、そんな理由ではありません。
この題名で三津田さんが作品を書いたらどんな表紙であっても買うことでしょう。

 

なぜなら自分にとって数字の「4」はラッキーナンバーだからです。
通常は嫌われる数字ですが子供の頃から大好きな数字なのです。
何らかの選択をする際には大抵「4」絡みの選択をします。
ですからそれが4つ並んだらウルトラスーパーラッキーナンバーなんですね。
こんな作品名、きっとこの先そうそう出ないでしょうから、面白いかどうかなんて関係ありません。
持っていることに意義がある。そんな本なのです。
そう考えるとこの題名を付けた作家さんがよく読む古川さんということはとてもラッキーです。

 

この数字いつから好きだったか、思い返すと大体10歳くらいだったような気がしていましたがこの作品を読んで4年4組というキーワードを見たとき、そういえば4年4組だったな俺、と思い当たり、やはり10歳くらいから好きだったということで間違いがないようです。
でも、どんなラッキーがあったかすぐに出てこないから、ただの思い過ごしかもしれませんが(苦笑)
思い込みも大事です。

 

前置きが長くて申し訳ないです。

 

で、この作品ですが、、、、
先にも書いたように面白いとか面白くないとかどうでも良いんです。
ええ、気にしないでください。
とても古川さんらしい作品である事は間違いありません。
自分にとってはお守りみたいな本であることに意味があるんですから。