筒井康隆
著者:筒井康隆出版社:新潮社 25の掌編集。 うち2編は「ジャックポット」からの再収録のため既読。 表紙はとり・みきさんだった。 かつての毒はだいぶ薄まり哀愁を感じる作品多め。 「プレイバック」「カーテンコール」はまるでご自身の見る走馬灯を 共有さ…
著者:筒井康隆出版社:新潮社 短編小説集だと思っていたが、筒井康隆自身を語るエッセイみたい。 自身の心情と小説(妄想)が入り乱れ、自由気ままに爆発している。 韻を重ねながら機関銃のように羅列する言葉たちの小気味よさと面倒くささは 筒井康隆の独…
著者:筒井康隆編集:日下三蔵 出版社:早川書房 日下三蔵によるインタビューと、トークイベントを書き起こした本。 それと自選短篇集の解題と全著作リストが収録されている。 文庫版が出たので購入。 筒井作品は全て読んでいるわけではないので、巻末リスト…
もう2月ですか。「~チャンネー」を一日で読むと流石にこたえるわ。脳ミソに。次の本を読み進めているのに、まだ余韻が残っている感じ。 2016/1/6読了 ::旅のラゴス 筒井康隆 一人の青年が老年の域に達しながらも続ける波乱の旅(人生)を淡々と描く物語。 …
年末に向けロケットスタートだ!と思っていたのに、いきなり風邪でよろよろスタート。 2014/11/5読了 /繁栄の昭和 筒井康隆 表紙にまで使っている高清子さんを知らないため、ラストのエッセイは筒井さんの 熱意を感じただけですが、筒井康隆の短編集としては…
女性誌に連載されていた作品ですが、ずいぶんとオッサンに都合のいいキャラや展開に苦笑してしまいます。もともと筒井作品のナンセンスな作風は嫌いじゃありませんが、この作品に限ってはあまり好きになれませんでした。 ノーベル賞候補になっている主人公の…
出久根達郎さんの「古本綺譚」にでてきた実在した人物、芦原将軍の興味をもったため、やはり同じ人物を題材にした筒井作品を読みました。この短編集は持っていなかったいし読んだ記憶もなかったのですが、読んでみると2~3作品に既読感があったので友人から…
今まで筒井康隆の感想を書いていなかったので、そろそろ書くことにしました。 思い出す作品はいくつもあるのですが、最初に浮かんだのがよりによって(笑)「バブリング創世記」でした。 表題作を含めた短編集ですが、もう筒井ワールド満載です。 表題作では…